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山の中で目に付いたものたち

狩猟を始めてから、以前にも増して頻繁に山に入るようになった。
足繁く猟場にかよった結果、ヒヨドリを仕留めることができたわけだが、なにも獲れなくても、山中を歩いていればなにかしら面白いものに出くわすことができる。
ありふれた木々や落ち葉の間に、そういった目を引くものを見つけ出せば、疲れているのも忘れて駆け寄ってしまうほどに興奮するのは私だけではないはずだ。
 
 

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 ヌメリツバタケ

 

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ヒラタケ

木の幹に折り重なるように密生していて、たいへんな存在感を放っていた。

食べられるキノコだが、似た形のツキヨタケという毒キノコがあり、判別に若干の不安が残ったので採集はせず。

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 見上げれば上にもこんなにたくさん!
 

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アオツヅラフジ
実をとって食べてみると、種が大きくて食べにくいが甘くておいしかった。
帰って調べてみたら実は有毒植物であることが判明したので、なんともなかったとはいえ軽率な行動を反省した。
 

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ニワトコ(たぶん)
果実酒などにすると良いらしい。
 

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大型獣用の箱罠
イノシシやクマを捕まえるために設置された罠。
害獣駆除用と書いたプレートが掲げられていた。
この辺りでは田畑の周囲にもくまなくフェンスが設置されている。
獣害がかなり多いのだろう。 
 

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散弾銃の撃ち殻
箱罠だけでなく、散弾銃を使って狩猟をする猟師も出没するようだ。
獣と間違えてうっかり狩られてしまわないように気を付けないといけない。
 
私は虫やキノコや木の実を探すのが好きである。
そういった細々としたものたちを見逃すまいとすると、自然と、視線は自分の周囲3メートルほどの空間を漂うことになる。
これは長い時間をかけて体に染み付いてしまった癖のようなものだから、容易に抜き去ることができないのは仕方がないとして、遠くにとまっている鳥を見つけるのには甚だ都合が悪い。
そのことに気づいてからは意識して視線を揚げるようにしたのだけれど、それでも気が付いたら自分の周りの地べたをきょろきょろしている。
猟をする上では効率が悪いけれど、鳥を探すのに夢中になって遠くばかり見るようになると崖から転落して死ぬかもしれないので、これはこれでよいことにしよう。