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牛と牛骨

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石垣島の北部には広大な牛の放牧地が広がっていて、大きくて真っ黒な牛たちが敷地内のそこかしこを闊歩していた。

 

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海岸に出て海水浴をしている牛たちもいた。

周りには人が誰もいない。牛舎や牧場を囲むフェンスも、視界のはるか外にあった。牛たちだけが、青い海をバックにこっちを見ていた。あまりにも現実感が希薄で不思議な光景だった。

 

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近づいてもまったく気にかけてこない。本当に落ち着いた牛たちだ。

近くで見ると、本当に体中真っ黒である。「石垣牛は大好きな海水浴ばかりしていたから、日焼けしてあんなに黒くなってしまったんだよ」という民話が作れそうである。

 

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こんなに綺麗でのびのびとした環境で育てられた牛たちは、さぞかし美味しいことだろう。

 

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大きな牛の頭骨も落ちていた。

肉として出荷した牛の頭をこんなところに捨てるはずはないから、自然死したものが白骨化したものだろう。敷地が広いから、少しくらい行方不明になっても気にしないのかもしれない。