「千葉の印旛沼にはカミツキガメという、たいそう大きくてかっこいいカメが繁殖している」という話を聞いてはるばるやってきた。
魚の切り身なんかを餌にすれば案外すぐに釣れる、みたいな体験談もあったのだが、現実はそう甘くなかった!場所を変え餌を変えひたすら釣り糸を垂れても、ピクリとも反応がないのだ。初日の夜こそアメリカナマズが釣れたのだけれど、2日目からはそれすらなくなった。
「もういいやん、外来種なんていなけりゃその方がいいんだし...」
とあきらめようとするも、どうにも踏ん切りがつかず、沼のほとりをさまようこと丸3日、なんと真昼間の田んぼのあぜ道でボケっとしているところに出くわしてあっさり捕獲に成功した。
詳しいことは帰ってから記事にすることにして、まずはこの肉肉しいプロポーションを見てみてほしい。
「クハ―」と息を吹いて威嚇するカミツキガメ。
この状態だとわからないけれど、首はかなり長い。
目の前に敵や餌がくると、甲羅の中に格納した長い首をバヒューン!と一気に突き出して噛みつこうとするので、迂闊に手を出せない。
腹側の造形が知ってるカメのそれと違う...。
甲羅の後ろ方を持てば、ぎりぎり首が届かないので安全だ。
こいつをどうするかって?食べるに決まってるだろ!