2016-01-01から1年間の記事一覧

くくり罠(空振り&ニアミス)

銃を使った猟はまとまった時間のとれる土日しかできないので、同時並行で獣道に罠を使った狩猟もやっている。獲物が罠にかかっているかどうかの見回りは早起きすれば平日でも可能だし、なにより銃猟以上に獣道の探索や獲物の行動を読むことが必要になってく…

天然ナメコ、ふたたびあらわる

猟場を歩いていて見つけるのは、動物だけではない。 獲物が残したわずかな痕跡も見逃さないぞ!という気概で回りを見ながら歩いているから、思わぬ掘り出し物を見つけることもあるのだ。 そういうわけで、去年は見つけたときにはかぴかぴに乾燥していて食べ…

イノシシがとれた

先週の鹿に続いて今度はイノシシがとれた。 犬も興味津々だ。

巻き狩りに初参加

11月15日に狩猟が解禁された。去年は空気銃で鳥を撃つだけだったけれど、この夏から散弾銃を所持しているので、地元の猟友会の大物猟にも参加している。 写真は、先週末に巻き狩りという集団猟に初めて参加したときの獲物である。 詳しくは後日レポート。

ヤマナシで果実酒を造る

前に紹介した、山の中で見つけた野性の梨(ヤマナシ)だけれど kaiteiclub.hatenablog.com 小ぶりのものは皮を剥くのも大変なので、まとめて果実酒にすることにした。 表面をよく洗って 水気をよく拭ってから真っ二つに切る。このとき、変色していたり種の周…

いろいろな人の助けを借りた、長野ベニテングタケ採集記 その②

朝の準備に手間取る 翌日は早起きをして朝食の用意をすることにした。 かまどがあるので米を炊こうとしたのだが、あいにくの雨模様により薪が湿ってしまった。新聞紙や着火剤に着けた火を燃え移らせようとしても、なかなか炎が上がらない。そのくせ煙だけは…

いろいろな人の助けを借りた、長野ベニテングタケ採集記 その①

生き物好きならば、いつかはこの目で見てみたいという生き物がいるはずだ。それも、書き出せば長いリストになってしまうくらいたくさん。 私にとってベニテングタケは、ずっと見たい見たいと思い続けてきたキノコの一つだ。 場所によってはそれほど珍しいも…

山の中で梨を見つける

猟場の下見をするために山の中を歩いていて、大量の実をつけた気を見つけた。近づいてよく見てみると、なんと梨にそっくりな姿をしているではないか。 野生の梨の木を見るのは初めてなんだけど、こんなにたくさん実がなるなんて知らなかった。一つ一つの実は…

うみねこ博物堂で昆虫標本を買いました

仕事で東京に行った帰りに、少し足を伸ばして以前から気になっていたウミネコ博物堂に行ってみた。 hakubutsudo.com 店内に入ると、狼の被り物を身につけ、尻に尻尾を生やした人物が店内を物色していた。なんだなんだ、ここは客までおかしな生き物なのかしら…

アケビ

山の中でアケビを見つけて 手が届かないものだから、10分近く蔓を引っ張ったりゆすったりしてなんとか1個落下させたのを拾ってみたら 中身はすでに鳥に食べられていたのだった。 ほんの少しだけ残された部分を口に入れてみると、ほんのりとした優しい甘さの…

ベニテングタケ

ベニテングタケを生で見るのが夢だったけれど、叶ってしまった。

白川郷で茅葺屋根を浴びるほど堪能する

二日目は郡上八幡からさらに山奥に進んで、白川郷にやってきた。 白川郷といえば茅葺屋根、茅葺屋根といえば白川郷。つまり白川郷については茅葺屋根の住宅がたくさん集まった山間の集落であるという以上のイメージは持っていなかったのだが、実際に訪問する…

雨が降れどもひたすら踊り狂う!郡上踊りの魅力

リス村の続き。 リスと一通り戯れてから、移動を開始した。山間部を縫うように走る道を抜けると、場違いな感じがしないこともない垢抜けた町に出た。郡上八幡である。 郡上八幡には、郡上踊りという伝統が伝わっている。何をするかというと、日が落ちてから…

すっぽんの骨格標本、完成!

以前に捕まえて食べたすっぽんの、骨格標本が完成した。 骨を組み立ててることなんて読者はほとんど忘れていただろうけれど、この1年近く、作っては放置し資料を漁っては放置しを繰り返しつつも、着実に生前の姿に近づけてきたんである。ポージングは、水中…

金華山のリスたち

白川郷、行ってみたくない?と聞かれて二つ返事で行きますと答え、やってきたのが岐阜である。いきなり山奥の集落まで直行するのもなんなので、余興のつもりで岐阜市の金華山リス村に立ち寄った。 30分ほどで満足する規模ではあるけれど、流行のゴールデンカ…

アカアシオオアオカミキリ

うなぎを釣りに夜の川に来たけれど、結局、魚1匹連れなかった。 しかたがない、もう帰ろう。バイクを駐車している空き地まで戻ってくると、プーンと甘酸っぱい匂いがたちこめているのに気がついた。周囲を見回すと、空き地のすみにいかにも虫が寄ってきそう…

アンチョビを作る

一家に一樽、漬物用の糠床が常備されている、昔はそんな感じだったらしい。糠床は毎日かき混ぜないといけないとかで、今の生活を続ける限りどう考えても自分の手に負えそうにないが、自宅で食べるものを自分で用意する生活は楽しそうである。果実酒なども造…

文フリ出展しました

文フリ出展をつつがなく終えることができたので、報告です。 ▲サンカクカンケイのブースはこんな感じでした 「怪獣」とういうテーマがよかったのか、はたまた長期にわたるWEB連載がクオリティを押し上げることに繋がったためか、非常に多くの方に本を手にと…

ウニ殻

静岡からの帰りに浜名湖で拾ったウニ殻 なかなか綺麗じゃろ? こんなもんがそこらへんに転がってるんだから、浜乞食(ビーチコーミング)はやめられない。 ただこのウニ殻、 接写すると一部の人たちには気持ち悪がられそうな造形だったりする。 どんなものに…

文学フリマに出展します

私の所属するサンカクカンケイという集団が、大阪府堺市で開かれる文学フリマ大阪に出展するので、宣伝です。 文学フリマ - 第四回文学フリマ大阪 開催情報 「怪獣」というテーマで雑誌を作って販売します。架空のサンカク特捜隊という組織が、出会った怪獣…

セスジスズメ

友田家住宅に泊まった時、庭の植え込みでセスジスズメの幼虫を見つけた。 黒地に黄色の配色が毒々しくもきれいだ。目玉模様の凝ったデザインも、思わず見入ってしまうほど美しい。 見た目は毒々しいが、毒があるわけではないので触ってもなんともない。 肌は…

友田家住宅

週末を静岡県の山奥にある古民家で過ごしてきた。 訪れたのは友田家住宅という、茅葺屋根の古民家だ。静岡県周智郡森町に所在し、重要文化財にも指定されている。 夕食の時間になると、おばあちゃんがかまどでご飯を炊いてくれる。旦那さんが去年なくなった…

カレー屋探訪録(本町 iloilo)

蜂インザヘッド氏に、誘われて大阪本町にあるiloiloというカレー屋に行ってきた。結果的に自分の中のベスト オブ カレー店を更新することになったため、インドカレーが好きな人はぜひ立ち寄ってほしいと思う。 アジア系雑貨店を髣髴とさせる、カラフルで雑然…

タイの虫屋台

最近はおしゃれな女性向け雑誌などでも昆虫特集が組まれることもあり、昆虫食の話をしても、「え、虫を?きもい」などと露骨に嫌な顔をされることが以前よりも少なくなった。そんなタイミングで、ずいぶん前にタイのバンコクに遊びに行った時に撮った虫料理…

伊丹市昆虫館できらめく昆虫たちの美しさに悶絶する

伊丹市昆虫館できらめく昆虫展を見学し、丸山宗利先生の講演を聴講してきた。 丸山宗利先生は現在は九州大学総合研究博物館に所属しておられる昆虫学者だ。最近は「昆虫はすごい」や「きらめく昆虫図鑑」などの著書を活発に出しておられるので、名前を聞いた…

台湾旅行⑤〜台北町歩き〜

台湾旅行もあっという間に3日目の最終日。 この日は遠出をせず、台北市内の、それも台北駅近くの狭いエリア内でをぶらぶら見て回ることにした。2日間、朝から晩まで歩き回って疲れていたのもあるけれど、最大の理由は飛行機の時間に余裕をもって間に合うよう…

台湾旅行④~ランタンを打ち上げる町、十分~

台湾旅行2日目、猴硐(ホウトン)を一通り見物した後は、程近いところにある十分(シーフェン)に移動した。線路沿いにびっしりと並んだ商店街や、願掛けしたランタンを飛ばせることで有名な観光地だ。人手がたいしたことなかった猴硐とちがい、こちらは大に…

台湾旅行③~猴硐(ホウトン)~

台湾旅行2日目は猴硐(ホウトン)という町に遠出をした。 猫好きのみなさま、かわいい猫の写真がこれでもか!というくらい登場しますよ! 台北中心部から東へ、電車に揺られることおよそ1時間の所にある。 台北駅から電車に乗ったのだが、事前に座席の予約を…

今年も生えてきました

梅雨に入るとにわかに地面から顔を出し始めるやつらがいる。そう、今年もキノコの季節が始まったのだ。こう書くと、1年中何かしらのキノコは生えてるじゃないかという人がいるかもしれない。もちろんそれはそうなんだけど、なんというか、梅雨のキノコは「生…

台湾旅行②~士林夜市~

猫空から台北市街に戻り、宿に荷物を置いて一息ついてから、夕食を求めて台北最大の夜市である士林夜市に繰り出しました。 メインの通りはものすごい人、人、人。食べ物の屋台もちらほらと出ていますが、雑貨や服を売る店が主なようです。 りんご飴やトマト…