台湾旅行2日目は猴硐(ホウトン)という町に遠出をした。
猫好きのみなさま、かわいい猫の写真がこれでもか!というくらい登場しますよ!
猴硐駅の駅名看板
看板には、ツルハシを持った労働者、巨大猫、そしてなぜか猿が描かれている
駅には貨物列車が停まっていた。炭鉱時代の名残だろうか。
奥に見えるのは炭鉱施設の廃墟である。
わざわざ作ったのだろうか?芸が細かい。
山の斜面をくりぬいて祠とも寺院ともつかない施設が作られていた。
川岸には本場の太公望の姿も。
橋の上を渡って選鉱場の廃墟へ。転落防止用のアクリルパネルが設置され、完全に観光地化されている。
中華圏っぽさ全開のスローガン。かっこいい。私は、こういう労働意欲高揚系のスローガンや歌や看板やらが大好きである。ただし実際に労働現場に放り込まれたら5分で根をあげてしまうだろう。
橋が対岸に着くところでは、かつて選鉱場だった廃墟を眺めることができる。こちらはトロッコや橋とは違い、雨ざらしでまったく手入れもされておらず、崩れるに任されている。目に見える衰退の証を突きつけられて、昔からここに住んでいる人たちはどう思っているだろうか。
猫たちはいたるところで寝ている。
駅をまたぐ高架橋を通って反対側のエリアへ。高架橋内には、版権的に怪しいものも含めて、猫をかたどった休憩のオブジェが多数飾られている。
と言っても、絵になる猫がいるとついついカメラを向けてしまうのだが。とにかく、いたるところに猫がいる。
君、写真を撮らせるためにずっとそこに座ってるの?と聞きたくなるくらい、絵になるところでじっとしている。他の猫はたいていだらけて寝ているのに、この子だけは背筋を伸ばして座っていた。モデルとしてのプロ意識の差だろうか。
中には商品の上で寝る厚かましいものも。しかし猫に儲けさせてもらっている自覚があるからか、店の人も寛容である。
一瞬猫に見えたけど、石だった
足跡まであった。なんだかわざとらしい気がしないでもない。
前述したように、猴硐は狭い町なので、2時間もあれば一通り見て回ることができる。台北から時間をかけて電車で来るわけだから、猴硐行きを考える人は近場でもう一箇所くらい訪問したい場所を調べておくとよいだろう。
おまけ
犬もいた。