2022年5月21日

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文フリ、デザインフェス、横田基地の一般公開が同じ日にあるのでどれに行こうか悩む。

東京駅の近くで夜行バスを降りるまでどれにしようか迷っていたが、結局デザインフェスに行くことにした。

デザフェス会場は広くて人が多かった。

私は「この作家のブースは絶対行く!」という確たる目的があるわけではなかったので、端から一通り見て回ろうとしたのだけれど、途中で疲れて失神しそうになった。次回来ることがあったら、事前に興味のあるポイントを絞ってそこだけ見に行くか、せめて優先順位をつけて回ろうと思った。

出展作品はアクセサリーやファッションが多いようだった。ところどころ昆虫や生き物をモチーフにした作品もあって、見ていて面白かった。期待していたぬいぐるみや人形の出展があまりないのは少し残念だった。そういう人たちはワンフェスなどに行くのかもしれない。似たようなイベントに見えてそれぞれカラーが違うのなら、それはよいことだ。

こういうイベントに来ると、素敵なものがたくさんあるなあとは思うのだけれど、いざ買い物しようとなるとなにを買ったらわからなくなってしまう。選択肢が多すぎるというのもある。自宅が狭くて、持って帰ってから置き場所を考えないといけないという煩わしさが先に立つのも。どちらかというと後者の比重が大きい気がする。置き場所を考えなくてよい本(本棚以外に選択肢がない)や食べたらなくなる食品などはわりとよく買ってしまうのだから。

とくに買い物はしなかったけれど、創作意欲はひたすら刺激されたのだった。

会場を抜けた後は東京駅近くのロッカー(東京駅の中のロッカーは特別警戒ですべて利用停止されていた!)から荷物を回収して、練馬にある友達の友達が住んでいるシェアハウスに向かった。ツイッターで相互フォローしているけれど会うのは初めてだから楽しみにしていたのだが、シャイでかつ休日はとにかく眠たくなる人らしくほぼ布団から出てこなかった。しかたがないので布団の隙間からときおり覗く尻に向かってあいさつをした。彼はむくっと起き上がってこちらを見て何か言った後、またもとの姿勢に戻って行った。とりあえず、はじめて顔が見れたので良かったと思う。

夜は、おもにシェアハウスの別の住人(完全初対面)とカレーを作ったり、花あわせ(植物と送粉者の絵が書かれたカードゲーム。今のところ小石川植物園でだけ売られている)をして遊んだ。この家には大きな水槽があって、中で海水魚がよろよろと泳いでいた。写真は泳ぎには参加せず管のなかでうつらうつらしているゴンズイである。